中小企業の事業継承を支援。経営者の「突然のリスク」備える保険をリリース

エヌエヌ生命保険株式会社は、中小企業経営者を対象とした「経営状況の予測と意識に関する調査」を実施。その結果を踏まえ、既存の中小企業経営者向け保険のラインナップに、保険期間が最大100歳満了まで契約可能な「エマージェンシー プラス L」、「エマージェンシー プラス LⅡ」を追加。2020年3月2日より販売を開始した。

深刻化する中小企業経営者の高齢化

本調査は、2016年10月、全国の中小企業経営者1,000名を対象に実施。「企業経営の継続への意向」を聞いたところ、47%が「できる限り継続したい」と回答した。その一方で、「勇退したいがやめられない」というポジティブとはいいきれない継続意志を示す回答も32%あった。「現役へのこだわり」や「退任したくても後継者がいない」といった事情のため、中小企業経営者の高齢化問題が深刻化していることがわかる。


事業継承のタイミングは突然にやってくる

次に、「事業継承を行ったきっかけ」について尋ねたところ、「病気などで続けることが困難になった」が20.8%、「(先の経営者が)亡くなった」が17.5%という結果だった。事業承継を決める契機は予測することが難しく、突然やってくることが多いようだ。


6割以上の経営者が「事業継承の準備をしていない

続いて、経営者として「事業継承への準備をしているか」という質問に対しては、「していない」という回答が64%にのぼった。事業継承や相続の資金繰りに苦労する中小企業経営者が多い一方で、次期経営者への引継ぎを計画的に進めることができている経営者は半数以下であることがわかった。


加入している生命保険の内容に満足している中小企業経営者は約半数にとどまる

突然やってくるであろう事業継承に対し、前もってできる準備のひとつに生命保険への加入がある。そこで、「現在加入している保険の保障金額と期間について充分だと思うか」と聞いたところ、「充分だと思う」という回答は、金額・期間ともに約5割(金額50%/期間54%)にとどまる結果となった。半数の経営者は、事業継承に関して、現在の生命保険の内容では不安だと感じていることが推測できる。


今回ラインナップに追加されたエヌエヌ生命保険の定期保険2種は、高齢の経営者でも加入しやすく、事業の運転資金として「解約返戻金」を活用することも可能だという。日本の産業基盤を支える中小企業の存続と承継は、将来を考えていく上で非常に重要な問題だ。中小企業経営者は、万が一のリスクに直面した際を想定し、この機会に事業継承への準備や計画を進めてみてはどうだろうか。

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