7月頭時点で23卒生の95%が内々定を獲得済み。内々定後の「情報提供機会」や「配属先の確約」を重要視か
23卒生の9割以上が内々定を獲得済み。業界は「IT・インターネット」がトップ
2022年7月頭の時点で、どれくらいの23卒生が内々定を獲得しているのだろうか。はじめにビズリーチが、「内々定をもらった企業数」について尋ねると、「1~3社」が64.4%で最も多かった。他方で、「4~6社」が23.7%、「7~9社」が5.6%、「10社以上」が1.9%と、合計31.2%が4社以上から内々定を獲得していることが判明した。
また、同社が「内々定をもらった業界」について複数回答で尋ねると、「IT・インターネット」が40.7%でトップだった。以下、「メーカー」が38.4%、金融が22.6%と続いた。
9割以上が、内々定をもらった企業から「今後も情報提供の機会を希望する」と回答
次に、同社が「内々定をもらった企業に、今後も情報提供を希望するか」を質問すると、「はい」が93.6%となった。
希望する情報提供の形は「興味がある部署や職種の社員との面談」が最多
また、同社が「希望する情報提供機会の形」について複数回答で尋ねると、「興味がある部署や職種の社員との面談」が67.3%で最も多かった。以下、「内定者交流会」が61%、「配属先の社員との面談」が50.7%と続いた。
「内々定先での配属部署が確約されている」との回答が約3割に
続いて、同社は「内々定先での配属先は確約されているか」を質問している。すると、「はい」が30.6%だった。
9割が「配属先の確約はキャリア選択において重要な要素」と回答
最後に、同社は「配属先が確約されている」とした回答者に対し、「内々定の時点で配属先が確約されることは、キャリアを選択するうえで重要な要素だったか」を尋ねている。その結果、「とても重要だった」が58.5%、「やや重要だった」が31.9%で、合計90.4%だった。同社はこの結果について、「具体的な職種や業務内容を意識して、ファーストキャリアを選択しているのではないか」と推測している。
本調査より、23卒生の9割以上が既に内々定を獲得しており、多くの学生が、内々定後も社員との面談等による情報提供の機会を希望していることがわかった。内々定の時点で配属先が確約されることを、キャリア選択において重要視している学生も多いようだ。本調査結果を今後の採用計画の参考にしてみてはいかがだろうか。
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