仕事の満足度は開発環境や勤務時間に大きく左右される 「エンジニアの働き方と仕事の満足度」調査

全国に16,000人以上の技術者・研究者を擁する日本最大の技術系人材サービス「テクノプロ・ホールディングス」が、技術系(ソフトウェア/ネットワーク/電気/電子/機械)エンジニアの男女1,000人に対して働き方と仕事の満足度に関するアンケートを実施した。その回答内容から、現代のエンジニアたちが働き方に対して抱く希望や不満を読み取ってみよう。


※テクノプロ・ホールディングス調べ

まず「雇用形態」については、正社員として働くエンジニアが大多数(84%/第1位)を占め、近年注目を集めているフリーランス(個人事業主を含む)は第2位ながら9.3%、契約社員も4.9%(第3位)と、ごくわずか。雇用形態ごとに仕事満足度を訊ねると、正社員(62.3点)、契約社員(62.0点)に比べてフリーランス(58.3点)は低めだ。個人の責任と力量で仕事を進めることへの不安や難しさが、こうした数字に表れているといえるだろう。


※テクノプロ・ホールディングス調べ

「勤務場所」は自社(74.3%)が最多、次いで客先に常駐(17.4%)だが、ITエンジニアに限れば24%と客先に出向く比率が増加する。自宅(6.2%)は全体としては少数派だが、フリーランスに限れば51.6%と、半数以上が自宅で仕事をしているという結果が出た。


※テクノプロ・ホールディングス調べ

客先常駐エンジニアの「業務で使用するPCや開発環境」は、客先からの貸与(67.2%)が自社で準備(28.2%)や個人で準備(4.6%)を大きく上回る。ただ、客先から貸与された環境で仕事に臨むエンジニアの「仕事満足度(100点満点で回答)」は56.6点で、自社で準備(62.3点)、個人で準備(78.8点)よりも低い結果となっている。


※テクノプロ・ホールディングス調べ

「週の平均勤務時間(残業を含む)」は、40時間以下(43.5%)、41~50時間(38.9%)が多く、61時間を超えるエンジニアは少数(5.1%)。「勤務時間の状況による仕事満足度」は、40時間以下(62.3点)、41~50時間(62.9点)、51~60時間(61.7点)と、ここまでは大差なかったが、61時間を超えると52.3点と、一気に満足度が低下している。

マシンスペックや開発環境を自身で自由に選べるかどうか、週の勤務時間を60時間以下に抑えられるかどうかが、仕事満足度を大きく左右することがわかる。現代のエンジニアが重視するこれらの要素は、彼らに仕事を依頼するクライアントや雇用主側も十分に留意すべきポイントといえるはずだ。

(出典:テクノプロ・ホールディングス「エンジニアの働き方と仕事の満足度」調査/2018年7月)

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