eスポーツ浸透の兆し!? 認知率は6割を超える 「ゲームおよびeスポーツにまつわる意識調査」より

コンピューターゲームを競技として捉えた「eスポーツ」。企業や自治体などが主催する大会が行われたり、アジア競技大会でデモンストレーションとして実施されたりと、ニュースを賑わせている。そんな中、マクロミルは「eスポーツ」の浸透具合、興味などについて調査し、結果を発表した。

なお、調査期間は2018年10月、対象は全国15〜49歳の男女1,000名、方法はインターネット調査となる。

ゲーム好きならeスポーツを知っていて当たり前だろう。まずは、ゲームのプレイ率と頻度を明らかにしている。



※株式会社マクロミル調べ



※株式会社マクロミル調べ


ゲーム全体のプレイ率は75%であったが、プレイされているゲームの種類トップ2は「スマホゲーム」と「家庭用ゲーム」で、それぞれ63%と36%。ユーザーの年代を確認すると、スマホゲームの10代男性のプレイ率が86%と特に高かった。

スマホ、家庭用ともに、年代が上がるにつれてプレイ率が減少する傾向にあるが、スマホゲームにおいては、女性の30、40代は、男性より高い割合でプレイされていることが分かった。

また、スマホゲームをプレイする人のうち、「ほぼ毎日」プレイしているという人が64%で最多。一方、家庭用ゲームはユーザーによってプレイ頻度はバラバラであった。そんな回答者がeスポーツをどれだけ認知しているのか、その結果が下記のグラフだ。



※株式会社マクロミル調べ


10~20代男性では80%を超えている。

どの年代でも女性は男性の半分かそれ以下で、多くの女性にとってはまだ馴染みのないもののようだ。

eスポーツを正式なスポーツとして見なすか、国際オリンピック委員会でも協議されているという。そもそも、他のスポーツのようにeスポーツの観戦に興味を持たれているのだろうか。観戦を希望する人は38%だという。何が魅力なのだろうか観戦経験者に理由を聞いている。



※株式会社マクロミル調べ


また、調査ではYouTubeなどの動画共有サイトで流行っているゲームのプレイ動画の視聴したことがある割合は45%で、その理由は「暇つぶし」が最多。次いで「上手い人のプレイを見たい」、「攻略法やテクニックを学びたい」などが続いた。



※株式会社マクロミル調べ


このことから、eスポーツでは、“プレイ自体を見たい”というスポーツ観戦に近い楽しみ方がされている一方、動画共有サイトでのゲームプレイ動画では、“暇つぶし”や“プレイテクの参考”が主な目的であるようだ。

最後に、「eスポーツは今後日本で浸透すると思うか?」と尋ねると、54%の人が「浸透すると思う」と回答した。日本でのeスポーツ浸透は、今後、認知の広がりによって深まっていくのかも知れない。

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