日経リサーチとスマイルワークス、タイムマネジメントツール「Warifuri」を発表。テレワーク業務をアシスト
テレワークという働き方が当たり前となりつつあるが、課題も少なくない。その一つが社員のタイムマネジメントだ。例えば、テレワークにあたって上司が、業務を整理して優先順を付け、部下に割り振ったとしよう。業務内容や担当者のスキルによって進度や負荷が想定と違っていても、上司がそれをすぐに察知できず、業務全体に遅れが生じる危険がある。また、メンバー自身も目の前の業務に集中するあまり、チームワークがおろそかになったり、自身の成長を実感しにくくモチベーションが低下したりといった、組織運営に影響する恐れもある。
Warifuriの開発のきっかけも、このようなタイムマネジメントの課題の解決だそうで、同社ソリューション本部副本部長の高橋正剛氏は「様々な会社へのヒアリングで、職場のマネジャーは、人的リソースと時間のやりくりで、私と同様の悩みを抱えていることがわかりました。一方、社員は上長が自分の働きぶりをわかっていないとの不満があり、自分への時間の割り振りが正しいか疑問に思っています。そこで、私たちにできることは何か検討が始まりました」とコメントしている。
Warifuriで実現できる個人と組織の生産性向上
Warifuriでは、大きく組織のマネジメントと個人のマネジメントが可能となっている。組織のマネジメントでは、主にメンバー全員の稼働状況や見込み、プロジェクトの担当実績を可視化し、俯瞰できる。これにより、業務の割り振りをより高い精度で行えるほか、一般的なプロジェクト管理ツールでは難しかった、プロジェクト間の繁閑の調整が容易になるという。また、業務実績をもとにメンバーへのキャリアアドバイスまで可能となっている。
個人のマネジメントでは、メンバー一人ひとりの実績や稼働状況を可視化。自分自身で細かく把握できるようになっている。メンバーの平均と自分の稼働状況の比較や、過去と現在の自分の稼働状況の比較が可能。そこから、どんなスキルが成長し、この次何を伸ばせが良いのか、成長を見据えて行動がとれるようになる。
「働き方改革」と「生産性向上」を支援するといえる、タイムマネジメントツールのWarifuri。試用版では、1申し込みあたり20アカウントまで利用でき、正式版を契約すれば、アカウントの追加発行にも対応する。また、試用版で登録したデータは有償契約後、正式版に移行が可能だ。
試用に際して、フィードバックの協力を依頼する場合があるそうだが、テレワークで部下のタイムマネジメントに不安を感じているなら、正式リリースまで一度試してみてはいかがだろうか。
Warifuriサイト
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