経営者は模範たれ! 9割以上が朝から従業員と一緒にオフィスで仕事に励む

多忙な経営者にとって、効率的な時間の使い方は課題の一つでしょう。PRO-Qユーザー会員の皆様は普段、どのように時間を使って、ビジネスやプライベートを充実させているのでしょうか。アンケートで調査しました。(調査期間:2019年4月1日~4月22日)

8割が朝9時前に出勤。仕事の場所にこだわらない「出勤しない」経営者は少数派

「成功者には朝型が多い」と耳にすることがありますが、皆さんの一日のスタートは何時頃でしょうか。『いつもオフィスに出勤する時間は何時ぐらいですか?』と尋ねました。

結果は、回答が多かった順に「AM8時台」(42%)、「AM7時台」(29%)、「AM6時台」(16%)となりました。業界別に見ると、始業時間が早いイメージのあるメーカーでは「AM7時台」が67%と最も多くなっています。わざわざ出勤しなくても、仕事ができる環境が増えていますが、「オフィスには出勤しない」は、わずかに5.3%。基本的には出勤して、従業員と一緒に仕事に励んでいることがわかりました。

無駄? 必要? 1日の会議時間は「2時間以内」が8割強


意思決定や報告など、経営者にとって会議は重要な時間です。しかし、会議の時間が長いと他の業務を圧迫しかねません。『1日の中での会議時間はどのくらいでしょうか?』と質問してみたところ、「2時間以内」が82%と飛びぬけて多く、以降「4時間」と「5時間」(同率8%)が続きました。長時間労働や生産性の向上を語る時、しばしば「会議の多さ」が引き合いに出されます。米国の大手コンサルティング会社ベイン・アンド・カンパニーが発表したデータによると、大手企業は年間30万時間を会議のために無駄に費やしているそうです。話し合う内容が多岐にわたる、出席者が多いといった場合には、時間に配慮したルール作りや事前準備をしっかりして時短で終わらせるような社風作りが必要なのかもしれません。

情報発信は「自社のホームページ」からが最多、SNSの利用傾向も高い


いまや、経営者がSNSやブログなどで情報を発信するのは、当たり前となっています。自身の声をダイレクトに届けることで、自社のブランディングや従業員エンゲージメント向上、ビジョンの浸透などさまざまな効果を期待できます。そこで、『日常的に情報発信を行っているツールを教えてください。』と複数回答可で質問したところ、「自社のホームページ」(37%)と「Facebook」(34%)がツートップとなりました。その他、「Twitter」(21%)や「その他のSNS」(21%)といった回答も多く、複数の媒体を使い分けている様子がうかがえます。デジタル全盛かと思いきや、約2割が「印刷物」(21%)を使っていました。行動規範やモットーを記した「クレドカード」を従業員が携帯している企業ではザ・リッツ・カールトンやジョンソンエンドジョンソン、楽天が有名です。また、日頃のビジネスの中でちょっと立ち止まって読むことができる「社内報」で社内へ情報共有を続けることを大事にしている企業もあるでしょう。経営者の思いを確実に届け、組織の土台を形作るために「紙媒体」も欠かせない手段である様子が見えました。

経営者の「独自の習慣」とは?

世界の有名企業のトップには、「独自の習慣」をしている人が多いといわれています。例えば、アップルCEOのティム・クックは4時半に起床してメールで部下に指示をしてからジムへ、ナイキCEOのアーム・パーカーは5時に起床して1時間の運動をすることで知られています。さて、皆様はどんな習慣をお持ちでしょうか? 自由にコメントしていただきましたのでご紹介します。

    【こんな習慣がある】
  • 早起き(従業員数:300名未満、サービス)
  • 定時で帰ること。(従業員数:300名未満、メーカー)
  • 朝、晩自宅にて10分間の運動をすること。朝必ずトイレに座ること。(従業員数:300~1000名未満、サービス)
  • 読書(年間100冊読破を30年以上継続中)(従業員数:1000名以上、サービス)

  • 【行動の指針】
  • 新しいことへのチャレンジ(従業員数:300名未満、サービス)
  • 仕事は必ず緊急度で順番を決めるのではなく、重要度によって決めています。(従業員数:300名未満、メーカー)
  • 自分が待っても、人を待たせない 人が期待すること以上のことをする(従業員数:300名未満、サービス)


【調査概要】 アンケート名称:「経営者のライフスタイル」に関するアンケート
調査主体:PRO-Q編集部(ProFuture株式会社)
調査期間:2019年4月1日~4月22日
調査媒体:アンケートメディア 経営PRO-Q
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