経営層の72%が「5Gがもたらす可能性と有用性を見極めるには支援が必要」と回答

次世代の通信規格「5G」は、大きな影響を与えると予測されているが、私たちの仕事や生活にはどのような影響を及ぼすだろうか。アクセンチュアは、英ラウドハウス・リサーチに委託し、2018年12月〜2019年1月にかけて世界10カ国(日本、米国、英国、スペイン、ドイツ、フランス、イタリア、シンガポール、アラブ首長国連邦、オーストラリア)のさまざまな業界の大手および準大手企業の幹部約1,800人を対象に、「5G技術がもたらす創造的破壊に関する調査」を実施。この調査結果と関連データをモデリングすることで、5Gが各業界やビジネス、あるいは日常生活にどのような潜在的な影響をもたらすかについての認識を数値化した。


世界の企業経営層および技術担当幹部は、5G技術によるネットワークの速度向上や容量拡大によってもたらされる創造的破壊の可能性を、どの程度認識しているのだろうか。

本調査結果によると、経営層の半数以上となる53%が、4Gでできないことが5Gで実現できるようになることはごくわずかであり、72%が「5Gがもたらす将来の可能性と有効な実用例を見極めるには支援が必要である」と回答している。




5Gの導入に向けて、通信各社はどのような役割を果たすことができるだろうか。

世界の経営層に「5Gの導入に向けた通信各社の役割」について尋ねた結果、40%が「企業が5Gへの移行を計画する上で通信事業者は主要な提携先の1つである」と認識しているようだ。

一方、多くの経営層が5G関連技術をいかにイノベーションに活用できるかといった課題を抱える中、全体の60%が「通信事業者は自社の属する業界の課題を十分に理解していない」と回答した。




次に、世界の経営層が予測する、5Gの普及速度と期待値について見てみよう。

回答結果を見ると、世界の経営層の60%が「5Gの人口カバー率は2022年までにほぼ全人口に浸透する」と考えており、70%は「5Gの活用が営業上の競争優位につながる」と確信していることがわかった。




最後に、「5G導入に向けた主要な障壁」についての回答結果を見てみよう。

「先行投資(36%)」、「セキュリティ(32%)」、「従業員の理解(30%)」が上位に挙がっている。




―― 本調査結果を受けて、アクセンチュア 通信・メディア・ハイテク本部で欧州の通信・メディア部門を統括するアンダーシュ・リンドブラッド(Anders Lindblad)は次のように述べている。

「それぞれの理解度にはばらつきがあるにもかかわらず、企業の経営層は5Gがもたらし得る価値に対して大きな期待を抱いています。5Gをめぐっては現時点ではリスクや不確実性が懸念されていますが、企業は顧客ニーズを理解し、導入への障壁を克服し、パートナー企業との連携を促進できれば、5Gがもたらす潜在価値を引き出すことができるでしょう」

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