ワーケーションに取り組みたい、半数以上が関東圏在住

近年、仕事(WORK)と休暇(VACATION)を組み合わせた「ワーケーション」が注目を集めている。休暇を兼ねてリモートワークを行う労働形態を指すことが多く「旅をしているのに出勤扱い」という勤務形態だ。ワーケーションを通じて地方創生に取り組む株式会社アドリブワークスは2019年5〜7月、全国20〜60歳の男女を対象に「ワーケーションサービスの利用動向に関するアンケート調査」を実施した。



本調査では、ワーケーションを実践したい人の数は30代が最も多く、次いで20代、40代と続く。50代以降となると、大きく減る結果となっている。地域に貢献できるスキルに対してある程度の自信を持つには一定の経験が必要であり、その結果がこの平均年齢に現れていると推察される。


男女別では、男性で30代が多く、女性で20代が多いのが特徴的であると言える。




また、現在住んでいる場所を訪ねると、4割弱が東京在住であった。神奈川・千葉・埼玉を含め、関東圏だけで過半数を上回る約6割を占めている。次いで、愛知・兵庫・大阪など都市部も目立つ。ワーケーションには「地域から都市部に行って仕事すること」も含まれるが、現時点で関心が高いのは、「主に都市部の人々が地域を訪れる」ものであるようだ。




では、ワーケーションに取り組んだ場合、どれくらいの期間をイメージしているのだろう。


「1ヵ月のうち、ワーケーションに取り組めるのは何日程度ですか?」との問いには『最大4日程度』との回答が半数以上を占めた。また、全体を通じての平均日数は「7日間」という回答結果であった。

男性に絞ると、1ヵ月のうち「1~2日程度」という人が25%、「3〜4日程度」という人が41%を占め、男性のほうがワーケーションに費やせる日数が少ない結果に。一方、女性に絞ると、1ヵ月のうち「9~15日程度参加したい」という人、「それ以上参加したい」という人が男性と比較し約2倍となり、比較的ワーケーションに対して積極的であることがうかがえる。




ワーケーションに関心を寄せる人々は、それを通じて、どんなことに取り組んでみたいと思っているのだろうか。

回答結果を見ると、20代では「休日を活用し、副業等で収入を増やしたい」という金銭的なニーズが上位に挙がっている。30代では、「じっくりと旅をして、地域資源やチャンスを見つけたい」というニーズが最も高く、ワーケーションにより得たい体験や価値を、ある程度、長期的な目線で捉えていることがうかがえる。40代では「自分のスキルを試したい」というニーズが最も高くなっている。

「多拠点を短期間でめぐり、多くの地域の魅力に触れる」というニーズは各世代ともに高くまた、各世代通じて、「起業したい」というニーズも一定数存在していることが分かる。




最後に、自由記述で寄せられた「ワーケーションで取り組んでみたいこと」を一部抜粋し、紹介する。


・今の仕事には不満はないが、自分自身ができること、生きていけるようなスキルや知識を身につけて行きたい。方向性を定めるためにもいろいろな経験ができればと思う。(30代女性)

・魅力があるのに、発信力や表現が足りない地域を自分の撮影スキルを使って魅力を伝えたい。(30代男性)

・ご当地名物や名所を活かしたイベント企画や、全国各地での中高生へのキャリア教育の実践、地域性に合わせたイベント型婚活支援等を行いたい。(40代男性)


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