企業理念をしっかりと理解している社員は4割、浸透させる手段に課題感

企業理念とは、全従業員に浸透すべき“会社の定義”とも言えるが、実際にどれくらいの割合の会社員が自社の理念をしっかりと理解しているのだろうか。エニワンは2019年4月、社員50名以下の中小企業に勤めている会社員を対象に「企業理念・ビジョンの浸透」に関する意識調査を行い、結果を発表した。


■全従業員に企業理念を浸透させることは必要だと思うか?


※エニワン株式会社調べ


企業理念の浸透の必要性について尋ねたところ、調査対象1019人のうち約7割が「全従業員に企業理念を浸透させることは必要だと思う」と回答。その理由としては、「企業経営の方向性の明確化」が40.5%で最多。社員が判断を迫られた時、できるだけ正しい選択をするためにも、企業理念を浸透させることが重要であることが分かった。


■企業理念・ビジョンをしっかりと理解しているか?


※エニワン株式会社調べ


ところが「実際に企業理念を理解しているか」と尋ねたところ、6割が「理解していない」と回答。その理由としては、「理想と現実の差が大きい」が36.0%で最多。理念があまりにも現実とかけ離れていると、その本質を理解することや共感を得ることは難しいと言える。


■企業理念を実行できているか?


※エニワン株式会社調べ


また企業理念を理解していると回答した人でもあっても、約3割が「完璧にはできていない」と実行できていない姿が浮き彫りになった。その理由としては、「理念に対する社内教育制度がない」が30.5%で最も多かった。このことから、企業理念についての今後の課題は、「理解できている社員は少ない」という点と、「理解できていても実行に移すのは難しい」といった2点に絞られてくる。


■現在働いている企業に対し、働きがいを感じているか?


※エニワン株式会社調べ


また働きがいについても調査したところ、ほぼ半数が「働きがいを感じていない」と回答。ここまで見てきた理念に関する現状を踏まえると、経営者、創業者の想いである企業理念が浸透していないことが、こうした実態の要因であると考えられる。


■企業理念・ビジョンが浸透していることは企業の信頼性につながるか?


※エニワン株式会社調べ


最後に、企業理念と信頼性についても尋ねており、全体の約7割が「企業理念が浸透していることは企業の信頼性につながる」と回答。企業の信頼性を高め、未来を明るいものにするためにも、企業理念・ビジョンを全従業員に分かりやすく伝え、共通認識として浸透させることが必要なのかもしれない。

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