株式会社 経営者JPは、2018年8月、課長職以上、個人事業主を含むエグゼクティブの男女を対象に、オフの日の時間の過ごし方など「遊び」に関する意識調査を実施、結果を公表した。（有効回答数：179名）

調査ではまず、「平日の夜に遊ぶか週末に遊ぶか」を尋ねたところ、「平日夜に遊ぶ派」が26.3%、「週末に遊ぶ派」との回答が73.7％。これを役職別に見ると、以下の通り。

※経営者JP調べ（https://www.keieisha.jp/）

【経営者】　平日夜に遊ぶ派：30.0％　週末に遊ぶ派：70.0％
【幹部・役員クラス】　平日に遊ぶ派：32.5%　週末に遊ぶ派：67.5％
【部長クラス】　平日夜に遊ぶ派：25.5％　週末に遊ぶ派：74.5％
【課長クラス】　平日夜に遊ぶ派：13.0％　週末に遊ぶ派：87.0％
【個人事業主】　平日夜に遊ぶ派：37.5％　週末に遊ぶ派：62.5％

幹部・役員クラスが「平日夜に遊ぶ」頻度が最も高く、続いて経営者、部長クラス、課長クラスにおいては13.0%と最も低い回答になった。

次に、遊びに関し「インドア派かアウトドア派か」を尋ねたところ、「インドア派」40.2％が、「アウトドア派」が59.2％。

寄せられたコメントから、インドア派はフィットネスジムやヨガ、映画・演劇・美術鑑賞など、アウトドア派はキャンプや登山、ゴルフ、バイク、サーフィンなどをしている様子が伺えた。

また「新しい話題のスポットにすぐ行くか」との問いには、「行く」と回答した方が12.3％、「行かない」との回答が87.7％となった。

次に、「休日は誰と過ごすことが多いか」と尋ねたところ、結果は以下の通り。

※経営者JP調べ（https://www.keieisha.jp/）

1位：家族（76.5％）
2位：友人（33.0％）
3位：一人で過ごす（31.3％）
4位：恋人（6.7％）
5位：仕事仲間（6.1％）

「会社の仲間と遊ぶ機会があるか」には、以下のような結果が得られた。

※経営者JP調べ（https://www.keieisha.jp/）

・よくある（9.5%）
・たまにある（40.2%）
・ほとんどない（38.0%）
・まったくない（12.3%）

次に、2017年から施行され1年半が経過した「『プレミアムフライデー』を利用しているかどうか」を尋ねたところ、「利用している」と回答したのはわずか7.8％。「利用していない」との回答が92.2％となった。

エグゼクティブは、時間よりもいかに成果を出すかが重視されるという背景も影響していると考えられる。

また、2000年より施行されている、祝日の一部を従来の固定日から特定週の月曜に移動させて3連休にする制度「『ハッピーマンデー』の3連休で旅行に行くかどうか」を尋ねたところ、「行く」が24.0％、「行かない」が76.0％。

さらに「旅行先」について聞くと、「国内派」が56.4%、「海外派」が35.2%、「旅行は行かない」が8.4%という結果であった。

最後に、「2018年の夏休みの日数」について尋ねると、最多が「5日間」で16.2％。次いで「3日間」（14.0％）、「9日間」（11.7％）と続く。そして４番目に多かったのが「特になし」の11.2％。全体の傾向としては、57％の人が5日間以下という結果であった。

役職別に「最も回答率の多かった夏休み日数」を見ていくと、以下の通り。

※経営者JP調べ（https://www.keieisha.jp/）

【経営者】　9日間（17.5%）
【幹部・役員クラス】　５日間（22.5%）
【部長クラス】　３日間（19.1%)
【課長クラス】　２日間、６日間（ともに13.0%）
【個人事業主】　特になし（37.5%）

最も日数の多い選択肢であった「14日間」に関しては、他は0%の中、「経営者」のみが2.5%をマーク。最も回答率の多かった夏休み日数も「経営者」の「９日間」が最長であった。