コロナ禍での就活、「採用動画」により志望度が8割上昇。視聴方法は「YouTube」が主
5割が就職活動時のスマートフォン利用時間は「1時間以上3時間未満」
新型コロナウイルス感染症拡大により採用活動のオンライン化が進む中、就活生は、スマートフォンをどの程度活用しているのだろうか。始めに、「就活時のスマートフォンの利用時間」について聞いた。すると、「1時間以上2時間未満」と「2時間以上3時間未満」が共に25%で最多となった。特に「2時間以上3時間未満」との回答は、昨年よりも8%増加。就活時にスマートフォンを活用する頻度が高くなっていることがうかがえる。
就活時に活用するSNSは「Twitter」が約4割、次いで「LINE」が3割
次に、「就活時によく利用するSNS」を聞くと、1位は「Twitter」で37%となった。昨今の就職活動では、TwitterなどのSNSの活用により企業や就職活動に関する情報収集を行う学生も多く、個人アカウントの他に「就活アカウント」を持つケースも増加しているようだ。
採用動画の視聴方法として「YouTube」が飛躍的に増加
また、就職活動において採用動画をどのように視聴しているかを尋ねた。その結果、採用動画を「見たことがある」学生のうち、約7割が「会社説明会」や「会社ホームページ」と回答。また、「YouTube」での視聴が昨年よりも27%増加し、46%となった。新型コロナウイルスの影響により、企業説明会をYouTubeによるライブ配信で実施する企業が増加していることが考えられる。
8割以上の学生が、動画視聴後に志望度アップ
次に、企業説明動画など、採用動画視聴による効果を検証した。「動画視聴後の志望度の変化」を聞くと、「上がった」が57%、「大きく上がった」が27%となり、合わせて8割以上の学生が、採用動画視聴により志望度が上昇していることが判明した。
「採用動画があった方がいい」が9割。企業のリアルを伝えやすい動画に肯定的な意見多数
また、「採用動画はあった方がいいと思うか」の質問では、「とても思う」が55%、「思う」が35%となった。実に9割の学生が、採用動画を肯定的に捉えていることが判明。動画視聴により志望度が「変わらなかった、または下がった」と回答した学生も、「採用動画はあったほうが良い」と感じているケースが多いことがうかがえる。
コロナ禍に端を発した採用活動のオンライン化は、今後ますます一般的となると見られている。企業の様子を視覚情報でリアルに伝えられる「採用動画」に注力することが、学生との良い出会いに繋がるのではないだろうか。
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